突然ですが皆様は家事の中で一番嫌いなものは何ですか?
私は断然食器洗いです。
- 毎日行わなければいけない。(しかも食後で満足感を得ている直後に・・)
- 時間がかかる。
- シンクに食器がたくさんあるのを見るだけで憂鬱になる。
- きちんと洗ったつもりでも油汚れが残ることがある。
とにかく面倒なんです!

「食器洗いのストレスから解放されたい!」
このような思いから、パナソニックの食洗機NP-TA4を購入いたしました。
結論から言うと購入したことにより食器洗いのストレスから解放され、とても快適な毎日を過ごせています。
今回はNP-TA4の設置、使用方法、使用した感想を詳しくご説明したいと思います。
設置について大掛かりな工事は不要!
NT-TA4は大掛かりな工事は必要ありません。
そのため、賃貸住宅でも利用ができます。
設置については、大まかにまとめると以下の3ステップでとても簡単です。
- ご自宅の水栓を別売りの分岐水栓に取り換える。
- 分岐水栓と食洗機の給水ホースをつなぐ。
- 食洗機の排水ホースをシンクに設置する。
分岐水栓とは下記のようなものです。


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この分岐水栓によって、食洗機に水が給水されるようになります。
(お使いの水栓によって分岐水栓の種類が異なります。)
分岐水栓の具体的な取り付け方については下記の記事をご覧ください。
パナソニック食洗機NP-TA4 使用方法
次は使用方法について説明いたします。
大まかな使用方法は下記の通りです。
- 食器を入れる。
- 分岐水栓を開ける。
- 専用の洗剤を投入する。
- 洗い、乾燥等の設定をして食洗機を稼働させる。
たったこれだけで食器洗いが完了してしまいます。
①~④までの作業ですが慣れてしまうと5分程度で終わってしまいます。



洗い物に携わる時間がたった5分でなんて夢のようです!
④の設定はNP-TA4については以下のものがあります。(初期設定時)
モード | 水温 | 洗い | すすぎ | 乾燥 | ドライキープ |
---|---|---|---|---|---|
スピーディー | 50℃ | 12分 | 17分 | 0分 | 約2時間 |
汚れレベル1 | 70℃ | 18分~23分 | 25分 | 30分 | 約2時間 |
汚れレベル2 | 70℃ | 18分~23分 | 31分 | 30分 | 約2時間 |
汚れレベル3 | 70℃ | 50分~55分 | 45分 | 30分 | 約2時間 |
- どのモードも乾燥時間は0分、30分、45分、60分に設定可能。
- ドライキープとは送風と停止を繰り返し行い、乾燥効果を高める機能。無しにすることも可能。
- 乾燥の代わりに送風(60分)を設定することも可能。
汚れの程度をみてモードを切り替えます。
- スピーディー・・・つけ置きや水洗いした時
- 汚れレベル1・・・軽い汚れや食器が少ない時
- 汚れレベル2・・・食後すぐ洗う時
- 汚れレベル3・・・食後数時間後や油汚れが多い食器を洗う時
使用した感想(良かった点)
手洗いよりも確実にきれいになる。
例えばカレーや豚肉の油などは手洗いの場合、洗剤を溶かしたお湯にしばらく漬けた後に洗わないときちんと汚れが落ちません。
しかしパナソニックの食洗機NP-TA4の場合、50℃~70℃のお湯で洗うため油汚れも簡単に落ちます。


このようにカレーがこびりついた鍋も・・・・





めっちゃきれい!
また手洗いで問題なく洗えていたと思っていた平らな食器等についても、食洗機で洗った後の触り心地がとてもサラサラしていて驚きました。
手洗いだと多少なりとも汚れがついているスポンジで洗うことになるので、きちんと洗っているつもりでも目には見えない汚れがついていたままだったんだと思い知らされました。
タンブラーなど手洗いだと洗いにくいものが簡単に洗える。
手洗いの場合、タンブラーなど筒形のものは自分の手が入らないためわざわざ棒状のスポンジを使って洗う必要があります。
またタンブラーのふたやパッキンなどの小さな部品で溝があるものについては手洗いだと洗いづらいです。
しかしNP-TA4であればそのような洗いにくいものでもしっかりと洗うことができます。


筒状の食器については上記の画像のようなホルダーがついているので、逆さにしてセットすれば中をしっかり洗えます。


細かい部品については上記のちょこっとホルダーにいれればきれいに洗えます。
食器洗いに従事する時間が大幅に削減される。
慣れてくると食器をセットしてから、食洗機を稼働するまで5分以内で完了してしまいます。
手洗いだと私の場合は大体15分ほどかかっていたので、時間が約1/3に減りました。
私は2人暮らしですが、もっと家族が多い場合はさらに食器洗いの時間が削減されると思います。
水道代が削減される。
パナソニックのホームページによると手洗いから食洗機に切り替えると水道代が約1/6になるとのことです。
4~5人家族(食器40点・小物20点)の場合、食器洗い1回に使用する水の量は手洗いの場合は約75L(つけおきの水10L含む)、食洗機の場合は11Lとのことです。



食洗機の方が水を使っているイメージがありましたが、意外と手洗いよりも少なくて済むみたいです。
使用した感想(悪かった点)
食器のセットの仕方によっては水が溜まってしまう。
食器は水が溜まらないように斜め下向きにセットするのですが、きちんとセットがされていないと食洗機の水流によって食器が上向きに変わってしまうことがあります。
そして上向きになってしまうと食器に大量の水が溜まります。


この弁当箱のようにプラスチック製で軽いものはこの現象がよく起こりやすいです。
このようなものはセットの際に斜め下ではなく真下に向けるか、他の食器で上から押さえつけるようにセットすれば上に向くことを防げます。
またきちんとセットしていても食器の形状によってはどうしても多少水が残ってしまいます。


みそ汁椀のように底にくぼみがあるような食器は上記の画像のように多少水が残ります。
とはいってもほんとに少量でふきんで軽くふけばすぐなくなるので、そこまで気にならないかなと思います。



できるだけ水が溜まらないセットの方法は使用していくうちになんとなくわかってきます。
多少音がうるさいかも。
稼働している最中はそこそこ音がします。
私はそこまで気になりませんが、人によっては気になるかもしれません。
機種は違いますが、パナソニックの食洗機の稼働音の動画をあげているかたがいらっしゃったので参考にしてみてください。
乾燥モードを使うと電気代が結構かかる。
洗った後に乾燥モードに入りますが、食洗機内のヒーターを稼働して熱風を起こしているため、電気代がかかります。
NP-TA4のヒーターは1100wなので、仮に60分使った場合約27円かかります。(単価27円/kWhの場合)
1ヶ月に換算すると約800円なのでこれは結構痛いです・・・・
(ちなみに洗い・すすぎについては65Wから85Wなので仮に60分使った場合の電気代は約1.6円~2円とそれほどかかりません。)
ただこれについては乾燥モードを使用せず、送風モードまたはドライキープモードを使用すれば解決します。
送風やドライキープモードではヒーターを使わないで風だけを当てて乾かします。
この場合、パナソニックの説明書によると電気代は約0.3円とかなり下がります。
私の個人の感想ですが、乾燥モードを使った場合と送風・ドライキープモードを使った場合の食器の乾き具合はそれほど大きな違いはみられませんでした。
洗いが終わった後の食洗機は中の温度がしばらく高いため、ヒーターを使わない送風・ドライキープモードでも乾燥と同じ効果を得られているからではないかと思います。(※個人的な見解です。)
私は乾燥モードを使わずに送風モードにして、送風モードが終わった後に食洗機の扉を開けて自然乾燥させるようにしています。
こうすれば食器に水はほとんど残りません。
まとめ
以上がパナソニック食洗機 NP-TA4の設置、使用方法、感想でした。
冒頭でも申し上げましたが購入したことによって食器洗いのストレスがなくなり、購入して本当によかったなと心から思います。



NP-TA4で毎日の食器洗いから解放されましょう!
11月27日追記
分岐水栓取付不要のタンクタイプの食洗機もあります。
分岐水栓を取り付けるのがめんどくさい方はこちらも是非検討してみてはいかがでしょうか。
当ブログでは他にも生活に役立つ家電をいくつか紹介しておりますのでよろしかったらご覧ください。
この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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