
「新卒で大企業に入りたかったのに、中小企業に入社することになった。人生終わりか・・・」
このように考えている20代の方は少なからずいらっしゃると思います。
よく中小企業に入社すると大企業への転職が難しいと言われています。
実際中小企業から大企業への転職することは可能なのでしょうか?
結論から申し上げますと可能です!
私は転職活動期間1か月半で中小企業から大企業への転職に成功いたしました。
この記事では転職活動で大企業への内定を得るまでの手順や方法についてご説明をしたいと思います。
筆者の中小企業入社から転職活動を行うまでの出来事

まずは簡単にですが、私の中小企業への入社から転職活動を行うまでの出来事を記載いたします。
中小企業への入社
まず最初入社した会社ですが、新卒で入社しました。
結論からいうと望んで入った企業ではありませんでした。
新卒時代に就職活動に自信が持てず、何度も就職活動を放棄していたのですが、なんとか一瞬やる気を出して内定をもらえたのが前の会社でした。
私の周りは大企業の内定者が多く、内定が決まったあとでも周りに言うのが恥ずかしいという思いがあったのをよく覚えています。
実際入社をしてみるととても周りの人達が暖かくいい会社でした。
仕事を丁寧に教えてくれるのはもちろん、プライベートで何度も飲みに誘ってくれたり、時には私の趣味にまで興味を持ち、一緒にやってくれたりなど私のことを気にかけてくださりました。
そのおかげで公私ともども充実した日々を送れました。
会社というよりは大学のサークルといった感じでとても心地よかったです。
そのためこの会社に入社してほんとによかったなと思っていました。
入社4年目で年収面が気になりだす。
仕事は順調でしたが、このとき年収面が少し気になりだしました。
入社4年目の年収は約350万円でした。
一般的に考えればめちゃくちゃ低いというわけではないとは思いますが、私の大学の友人は大企業勤めが多く、年収が500万円前後の人ばっかりでした・・・・
そんなわけでその友達達と飲み会で会社の話(主に年収や福利厚生などの待遇関係)をすると、

年収350万とか低っw

残業代出ないとかブラックやんw
このようなこと言われておりました。
それでもその時は営業成績も良く、仕事自体も楽しかったので

年収が高くなくても仕事が楽しいから問題ない!年収よりも環境が大事だ!
と思うようにしてました。
しかしそれからしばらくして会社から家賃手当制度の改悪について告げられます。
内容としては
入社から10年間家賃手当月5万円 → 入社から5年間家賃手当月3万円
という大改悪でした。
会社の業績がいいにも関わらずです。
理由としては一人暮らしをしていない社員はもらっていないから不公平とのことです。
2年後には家賃手当3万円がなくなり、今と年収がほぼ変わらないもしくは少し下がるという事実に直面した時、改めてお金について考えました。



今の会社では今後の年収には期待できない・・・転職しようかな・・・
なかなか転職活動に踏み切れなかったが・・・・・
ただその時に会社の仕事は楽しく周りの環境も良かったので、



転職して年収が上がったとしても、仕事がつまらなくなったり周りの環境が悪くなったらどうしよう・・・・
という不安もありなかなか転職活動に踏み切ることができませんでした。
そんななか数ヶ月前に転職した友人にこの不安を伝えたところ、



「確かに今より年収が上がっても他の要素が悪くなるかもしれない。だけど今より年収が上がって他の要素が良くなる場合もあるんじゃない?実際俺は転職してすべてが良くなったよ。」
この言葉が私を転職活動に踏み切らせてくれました。
転職活動始める前ってネットの情報のせいでもあるんでしょうけど、総合的に今より悪くなるかもしれないって考えてしまうんですよね。
そんななか転職活動を経験した友人の言葉はとても心強かったです。
中小企業へ入社しても人生終わりじゃない。私の転職活動の結果。
さて、冒頭でも申し上げましたが私は中小企業から大企業へ転職することができました。
先に転職した会社に入社して労働環境がどう変化したのかを下記に記載いたします。
- 従業員数 約200人→約8,000人
- 年収 前の会社で働き続けた場合の同じ時点の年収と比較して130万円UP
- 休日 年間112日+有給使用6日ほど → 年間128日+有給使用15日
- 残業時間 1日平均2時間 → 1日平均1時間
かなり好条件になりました。
また日常生活もかなり変化しました。
- 海外旅行(3泊4日)を年1回しか行けなかったのが、5泊、6泊の海外旅行に年2回行けるようになった
- お金が増えたことによって投資、ブログなど他のお金を増やす方法を積極的に実践するようになった。
- 自分の時間が増え、3年間で6つの資格を取ることができた。
- 中小企業にいたときよりも自分に自信がついた。
かなりいいことずくめです。
転職活動に要した時間、エントリーシート提出・面接・内定をもらった企業については下記の通りです。
■転職活動期間 1ヶ月半
■エントリーシート提出企業数 15社
■面接企業数 10社(合計面接回数17回)
■内定社数 5社
そのほかにも従業員約7000人の東証一部上場企業や30代で年収1000万円が当たり前の企業などからも内定をいただくことができました!
当時の私は難関資格を持っていたというような特に目立ったスキルなどはありませんでした。
そういう人でも転職活動のやり方をきちんと学んで実践すれば、転職活動を成功させることは可能です!
転職活動になかなか踏み出せない方へ


実際に現状の会社に不満があり転職はしたいと考えてはいるけど、なかなか踏み出せない方は多いと思います。
私の周りにもそのような方は多いですが、大抵の理由大きく分けて2つです。(転職活動がめんどくさいという理由は除きます。)
①今の会社より全体的な待遇が悪くなったらどうしよう・・・
→確かにその可能性もあります。ただ転職活動をしないと今よりは絶対によくはなりません。
②今自分が現在の会社からいなくなると仕事が回らなくなって会社に迷惑をかけてしまう。
→大丈夫です。いなくなったとしても普通の会社は仕事が回るようになっています。
私もやめる際に上司から仕事が回らなくなると言われましたが、1年くらい経った後に会社の同僚に聞いてみると問題なく回っているとの報告を受けました。
もし回らないという会社であればいずれはつぶれてしまう会社だと思いますので、早めに逃げ出しましょう。
また会社のために残ったとしても、残ったことにより会社が今後の自分の人生を今よりも充実させてくれるという保障なんてありません。
なかなか踏み出せない方、とりあえず動き出してみましょう。
まずは転職サイトへ登録することをおすすめします。
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具体的な転職活動の内容は別記事にしております。
これらの記事が皆様の転職活動の後押しとなれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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