
「就活で失敗して全く希望していない企業からしか内定がもらえなかった。人生が狂った・・・」
私も新卒の時に同じことを思っていました。
実際就活に失敗すると人生終了なのか。
結論から申し上げますと、そんなことはありません。
今回は私の体験談を交えて「新卒で就活に失敗≠人生終了」の理由をご説明したいと思います。
筆者の新卒時の就活について
まず私の新卒時の就活の状況を下記に記載いたします。
就活に対しては意識が高く、就職活動が本格化する2か月前から自己分析やSPI対策などを行う。
志望企業は給料が高くて、福利厚生が整っている大企業。それ以外の志望動機はなし。
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企業に伝えられる志望動機がなく、自信をもって面接に臨めない。
そのため20社ほど面接をうけるが全て1次面接で落とされる。
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他の人が内定をもらっている中、自信とやる気を失ってしまい、2か月ほどなにもできなくなるほど落ち込む。
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「大学卒業したら家から追い出す」という親の言葉でなんとかやる気を出し、希望はしていなかった中小企業から内定をもらう。
周りの友人は有名企業から内定をもらった人が多く、とても肩身が狭かったです。
実際に「お前の会社聞いたことないんだけどw」「休日数少なくねw」などいろいろ言われていました。

当時はこれから始まる会社員人生にただ絶望していました。
新卒の就活失敗=人生終了ではない理由
さて冒頭で「新卒の就活失敗≠人生終了」とお話ししましたが、具体的な理由を下記に記載いたします。



ここでいう「新卒の就活失敗」=「全く希望していない企業に入社した」という前提でお話しをさせていただきます。
大企業への転職は可能だから


「新卒で中小企業に行くと大企業への転職ができなくなる」
この認識が「新卒の就活を失敗すると人生終了」と考えてしまう最大の原因だと思います。
実際私も就活時にこの言葉を何回も目にし、中小企業への入社が決まったときは「人生終わりか・・・」と思ったことが何度もあります。
でも安心してください。
中小企業から大企業に転職することは可能です。
実際私は中小企業で3年半務めた後に、大企業へ転職することができました。
結果的に従業員約200人の中小企業から約8,000人の大企業に転職し、年収が増え、休日が増え、仕事量が減りました。
転職活動時、私は特に目立ったスキルは持っていませんでした。
専門性の高い資格を保有していたわけでもなく(というより運転免許以外持ってなかった。)、超難関大学を卒業したわけでもありません。
ただ1つだけ、中小企業の営業の仕事に全力で取り組んでいただけです。
希望した企業に入社できなかったからといえ、腐らずに仕事に全力で取り組み、結果を出した方は転職が成功しやすいと思います。
というのも転職活動では前職の仕事内容、業績アップの為に取り組んだこと、その成果、失敗談など、面接でよく聞かれます。
私は仕事に全力で取り組んでいたおかげでこれらの質問に対し堂々と答えることができました。
それにより新卒の時とは違って常に自信をもって面接に臨むことができ、結果として最高の形で転職活動を終えることができました。
おそらく新卒の就活で失敗したと考えている人は、もっと就活をきちんとやっておけばよかったと後悔し、もやもやがずっと続いていると思います。
この後悔は転職を成功させることで一気に払拭できます。
実際私も中小企業に所属していたころは心のどこかにもやもやがありましたが、大企業に転職したことでそれがなくなり、今ではかなり生き生きとした人生を送ることができています。
転職活動への第一歩は求人サイトに登録をすることです。
転職求人サイトとして有名なリクナビNEXTでは様々な求人を紹介しています。
登録は無料ですので少しでも転職を考えている方は是非登録をお勧めします。
また、大企業へ絶対転職したい!という気持ちが強い方は転職エージェントサービスの利用をおすすめします。
転職エージェントサービスは自分に担当者がつき、自分の希望に合った求人の紹介、書類選考や面接の日程調整、書類の添削などを行ってくれます!
転職エージェントサービスは上記に記載した通りサポートをしっかりと行ってくれるので、転職活動をスムーズに行えます。
しかも大抵の転職エージェントサービスは会社側から報酬を受け取っているため、転職活動者の利用料は無料です!
大企業への転職を成功させたいなら、転職エージェントサービスは積極的に利用しましょう!
分野別に転職エージェントサービスをピックアップしましたので、是非一度ご覧ください。
- 第二新卒エージェントneo by ネオキャリア (第二新卒や高卒の求人に特化)
- マイナビジョブ20’s (20代の求人に特化)
MS-Japan(総務・経理等管理部門に特化) JAC Recruitment(外資系・エグゼクティブ系などの高年収層の求人に特化)
そもそも勤めてみないと失敗かどうかわからないから


希望していない企業への入社が確定して「失敗した・・・」と思い悩む気持ちはわかります。
ただ入社してしばらく経たないと失敗かどうかなんてわかりません。
私も中小企業への入社は「大失敗」と思っていました。
しかし入社をしてみると人間関係がとてもよく、会社に行くことが辛くなかったです。
また入社当初は人見知りで営業なんかできないと思っていました。
しかし周りの人のサポートもあり、営業の仕事を順調にこなすことができ、入社から1年半たったころには会社で№1の営業成績を取れるくらいまでに成長しました。
このことで私は自信がつき、プライベートでも単独で社会人サークルに参加するなど、新卒の時には考えられないくらい社交的になりました。
結果的に「お金をもっと稼ぎたい!」ということもあって転職をしてしまいましたが、人間的にかなり成長ができ、そのおかげで転職も成功したので、1社目の企業への入社は「成功」という考えに変わりました。
大学時代に第一志望の企業に入社ができた友達は、会社のノルマが厳しい、職場の人間関係が良くないなどの理由で毎日辞めたいと考えていたようで、最終的には勤めてから1年で退職をしました。
このように入社するまでは「成功」と思っていても、入社後に「失敗」と考えが変わることもあります。
繰り返しになりますが、企業に勤めるまで「成功」か「失敗」かなんてわからないので失敗と決めつけないでください。
企業に勤めながらお金を稼ぐことが可能だから


2018年に厚生労働省のモデル就業規則の一部が変更され、副業が推奨されるようになりました。(2018年は副業元年とよばれています。)
そのため企業に勤めながら他の方法でお金を稼いでもいいという時代がきました。
私の場合会社の給料については特に不満はありませんが、もっとお金を稼ぎたい!と思いブログの運営を始めました。
今ではブログの月の収益が会社でもらっている月収と同じくらいになりました。
このように就職で上手くいかなかったとしても、別の手段でお金を稼げばいいのです。
・・・・と自信をもって言えるようになりたいです。(笑)
すいません、ブログについては2021年7月時点で本業を上回るような収益は発生していません。
「別の手段でお金を稼げばいい」という説明に説得力を持たせるためにも、今後ブログの運営を頑張りたいと思います。
まとめ
就活がうまくいかなかったからといって人生終了と諦めてはいけません。
企業に就職するのはゴールではありません。スタートです。
仮に就活失敗でスタートが遅れたとしても、その後の自身の頑張り次第でいくらでも挽回することができます。
就活に関する記事は他にもありますので興味がある方は是非ご覧ください。
この記事が少しでも皆様のお力になれれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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