
・就職活動で使えるちゃんとした志望動機がない!
・志望動機があるにはあるけど、内容が薄い!
このようにお悩みの方、多いのではないでしょうか。
私も新卒の時に特に行きたい企業がなかったため志望動機がかけず、それにより自信を無くして就職活動がうまくいきませんでした。
しかし転職ではコツをつかんだことにより、志望動機がスラスラとかけ、結果的に中小企業から大企業への転職に成功しました!
今回は志望動機の書き方のコツについてお話いたします。
志望動機がない、内容が薄い。そもそも全て本音で作る必要は全くない。
志望動機は100%自分の本音である必要はありません。
私は新卒の時に「ちゃんと自分の本音で志望動機を書かないときっと受からない!」と思っておりました。
しかしその考えが志望動機を書けなくしてしまいました。
それにより「志望動機もまともに書けない・・・自分は就職活動に向いていないんだ・・・」と自信を無くし、結果的に就職活動がうまくいきませんでした。
新卒の就活から約4年ほど経った後に転職活動を行いましたが、その時も行きたい企業がなく、明確な志望動機はありませんでした。
しかし「全て本音は無理だから一部の本音に肉付けして志望動機を作ろう!」いう考えで転職活動に臨み、結果的に大企業から内定をもらうことができました。
志望動機がかけない!という方はおそらく「自分の本音できちんと書かなきゃいけない!」という想いが強いと思います。
「志望動機は全て本音でなくてもいい」
このような認識でいれば志望動機を作ることが多少楽になるはずなので、是非覚えておいてください。
本音をベースに想定される質問で肉付けを行う。
さて志望動機は全て本音でなくてもいいとお話しましたが、どのように肉付けを行っていけばいいのでしょうか。
まずは本音をベースにして、その本音に対して想定される質問を考え、その答えをもって肉付けをしていきましょう。
私が実際に行った例としては下記の通りです。
〇自分の本音・・・生活に身近な製品を取り扱う企業で働きたい。普段目にするものであれば自分の仕事に興味が持てそう。
〇エントリーした企業・・・生活に身近な製品を取り扱う専門商社
Q.なぜ生活に身近な製品を取り扱う企業で働きたいのか。
A.普段目にするものであれば自分の仕事に興味が持てそうだから。
Q.なぜそのように思ったのか。
A.父がメーカーに勤めており、「この商品はうちで作っているんだよ」と普段から誇らしげに話しており、とても仕事が楽しそうに思えたから。
Q.ではなぜメーカーではなく、弊社のような専門商社なのか。
A.メーカーだと自社の製品しか取り扱わないが、商社であれば様々なメーカーのものを取り扱う。商社の方が顧客の様々の要望に柔軟に対応できると思い商社を希望した。
Q.様々ある専門商社の中でなぜ弊社なのか。
A.○○という生活に身近な製品であり、貴社の会社説明会で○○は人の命を守るとても重要なものというお話を聞き、他の会社よりも社会貢献度が高いと感じたから。また貴社の○○さんから若手でもすぐに大きな仕事を任せてもらえるということをお伺いし、早いうちから成長できる環境にあるというところに魅力を感じた。
最終的に履歴書などに書く場合はこの答えを全てまとめて志望動機にします。
冒頭でも申し上げましたが私は特にやりたい仕事や行きたい企業がなかったため、上記の例を見てもわかる通りほぼ本音はありません。
想定される質問については下記のサイトを参考にしました。
みん就(みんなの就職活動日記) – 就活・新卒採用の口コミサイト (nikki.ne.jp)
こちらは就活をしている方々の企業に対する志望動機などが掲載されているサイトです。
かなりの有益な情報が集まっているのに利用料はなんと無料ですので是非登録をおすすめします。
また想定される質問を考えるために、他の人に志望動機を見せて質問をしてもらうというのもお勧めです!
有人や家族でもいいですが、私が行った中で一番おすすめなのは新卒・転職エージェントに志望動機の添削をしてもらうことです。
新卒・転職エージェントとは事前登録を行った後に自分専属のエージェントと面談を行い、その後自分にあった求人の紹介、書類選考や面接の日程調整、履歴書や面接の対策についての相談などを行ってくれるサービスです。
これらのサービスは企業から紹介料をもらっていることから、就職活動をする方は無料で利用できるものがほとんどです。
下記に無料でエージェントサービスを展開している会社のリンクを掲載しておりますので、興味のある方は一度ご覧ください。
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■転職エージェント
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本音の志望動機に合致する企業に入社しないと入社後に苦労する?

「自分の本音ではない志望動機で入社ができても、自分の志望動機とあわないから入社後にギャップを感じて苦労するのでは?」
新卒の方はこのように思うかもしれません。
結論から申し上げますと志望動機の本音度に関係なく、自分に合っているかどうかは入社してみないとわからないです。
新卒の時、私は全く志望していない中小企業へ入社することになりました。
しかし職場の人たちがいい人ばかりでとても話しやすく、その結果営業の仕事がうまくいき、1年半後には初めて営業成績1位を取ることができました。
このおかげで自分に自信がつき、その自信が転職活動へとつながり、最終的に大企業への転職を成功させることができました。
逆に新卒の時、自分の本音の志望動機に合致した企業に入社した友人は、自分の志望する仕事の部署に配属になったものの、自分の思い描いてた仕事と違っていた、思ってたより残業が多く大変、人間関係があまりよくないなどの理由で結局1年ほどで転職をしていました。
このように本音の志望動機に合致した企業に入社をしたとしても、入社後にうまくいくとは限りません。
そのため自分の志望動機の本音の割合が多いかは気にしてもしょうがないと私は思います。
以上が志望動機の作り方に関する説明でした。
この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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