こんにちは。
今回はつみたてnisa(積立nisa)を始めたいと思っている方に、おすすめの証券会社と銘柄の組み合わせをご紹介いたします。
証券会社は楽天証券がおすすめ!
私もつみたてNISAを始める際にいろんな証券会社を事前に調べましたが、結論からいうと楽天証券が圧倒的におすすめです。
なぜ楽天証券がいいのか?
理由としては楽天証券では楽天カードを使えば月5万円まで投資信託を購入できます。
そして楽天カードで決済した分は通常の使用と同じように1%の楽天ポイントが付与され、さらにその楽天ポイントで投資信託を購入できます。
つみたてNISAの上限は年40万円までですが、楽天カードでの購入は年60万円まで可能なので残り20万円は運用益は非課税にはなりませんが、投資信託を購入できます。
楽天カードにてつみたてNISAを利用して投資信託を上限まで購入したすると年40万円で4,000円を確実に獲得できます。
年間4,000円は確実に利益がでるというのはかなり大きいです。

他の証券会社は?
楽天証券以外でクレジットカードで投資信託を購入できるのはまずtumiki証券があります。(下記tumiki証券のURL)
エポスカードを使えばこちらも月々50,000円まで購入が可能です。
tumiki証券では年間の購入額の金額に応じて0.1%~0.5%のエポスポイントが付きます。
2020年12月よりエポスポイントでの投資信託購入が可能となりました!
tsumiki証券の詳細については以下の記事をご覧ください。

ポイント還元率の点で楽天証券の方が優れています。
SBI証券も2021年6月30日よりクレジットカードで投資信託を購入できるサービスを開始します。

クレジットカード決済額に対して0.5%のポイントが付与されます。
また投資信託の保有残高に対してポイントが付与される予定です。
保有残高が多ければ楽天証券よりもポイント還元率を上回るかもしれません。
マネックス証券も2021年春よりクレジットカードで投資信託を購入できるようになります。
追記 2021年冬よりクレジットカードで投資信託を購入できるようになります。

楽天証券と同じくポイント還元率は1%になる予定です。
ただポイントで投資信託は購入できなさそうです。
セゾンカード・UCカードで投資信託が購入できるセゾンポケットというサービスもあります。

ただポイント還元率が0.1%、投資信託の取り扱い数が2種類と少ないのでオススメはできません。
最終的な結論として、内容としては楽天証券が一番優れているので、初めての方はまず楽天証券で始めるのがおすすめです。
投資商品はインデックスファンドがおすすめ!
投資商品は大きく2つの分類に分けることができます。インデックスファンドとアクティブファンドです。長期投資が前提であるつみたてNISAではインデックスファンドがおすすめです。
インデックスファンドとアクティブファンドって?
簡単に説明するとインデックスファンドとは市場の動きに連動する投資信託、アクティブファンドとは市場の動きを上回るように投資専門家が改良を施した投資信託です。
インデックスファンドは例えば日経平均株価を指標としていた場合、日経平均株価が5%上昇したときは、同じく5%上昇するものです。インデックスファンドの手数料は約0.09%~1%と比較的安いです。
アクティブファンドは例えば日経平均株価が5%上昇していた時に、5%を超える成果を出すことを目指しているものです。アクティブファンドの手数料は約1%~2%とインデックスファンドの手数料の2倍近くです。
それでどちらがいいのかというとつみたてNISAのような長期投資においてはインデックスファンドがおすすめです。
投資の専門家がインデックスファンドより大きな利益を出せるように改良しているアクティブファンドの方が儲かるのではと思う方もいらっしゃるかと思いますが、常にアクティブファンドがインデックスファンドよりも高い運用益を出せるとは限りません。そして手数料が高いため長期になればなるほどインデックスファンドの方が有利となります。
その証拠に S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズ が2016年に米国株式のインデックスファンド(S&P500指数)に対して 1年間では85%、5年間では92%、10年間では85%のアクティブファンドがインデックスファンドの総収益率を下回ったと発表しています。
アクティブ運用ファンドの9割が相場に勝てず――。S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズは15日、米国の投資信託の2016年上半期の株式ファンドの運用成績を発表し、こんな結果を明らかにした。 大型株、中型株、小型株で運用するそれぞれのファンドの総収益率は、6月末までの1、5、10年間に9割のファンドがS&P500種株価指数、400種、600種の指数の総収益率を下回った。
日本経済新聞 9割が相場に勝てず、米アクティブ運用ファンド S&P調べ
https://www.nikkei.com/article/DGXLASGN15H1V_W6A910C1000000/
そのためインデックスファンドを選択しておけば間違いないです。
インデックスファンドの中でも eMAXIS Slimシリーズは人気が高い!
さて、インデックスファンドの方がいいとわかったのはいいですが、2020年7月現在楽天証券でつみたてNISA対応のインデックスファンドは112件あります。
この中から選ぶのはなかなか大変です。
私の場合インデックスファンドの中でもeMAXIS Slimシリーズを購入しています。
こちらはFund of the Yearという投資信託のブログを書いている人気投信ブロガーが選ぶファンドのランキングで10位以内だと1位、2位、3位、5位にeMAXIS Slimシリーズがランクインしています。
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」 http://www.fundoftheyear.jp/2019/
人気の秘密は下記の通りです。
業界最低水準の運用コストを目指している
このシリーズは手数料が0.0968%~0.22%とかなり低水準です。
さらに業界最低水準の運用コストを目指しており、手数料の引き下げも随時行っています。
ランキング2位の米国株式(S&P500)は当初手数料が0.17%ほどだったのに対し、2020年7月現在では0.0968に引き下げられています。似たようなインデックスファンドで手数料が低いものが出た場合、eMAXIS Slimシリーズもそれに合わせて引き下げてくれる可能性が高いです。
純資産総額が多い
純資産総額が大きいことのメリットは
- ファンド内で十分に分散投資ができる
- 経費が抑えられえるので手数料を低く抑えられる
- 繰り上げ償還される可能性が少ない
等です。繰り上げ償還とは運用がファンド側で勝手に中止され、その時点の資産額の分のお金が払い戻されることです。
繰り上げ償還された場合、つみたてNISAは20年間運用可能なのに1年しか運用できなかった・・・という最悪のケースも考えられます。
繰り上げ償還されるのは純資産総額が十分にないファンドで行われることが多いので、純資産額が多いファンドであればその心配が少なくなります。
純資産総額は目安として10億円以上が望ましいとされています。
eMAXIS Slimシリーズの純資産総額は2019年2月には1,000億円を突破し、2020年5月には3,700億円を突破しております。純資産額も十分ですし、増加傾向にあるのでとても安心です。
eMAXIS Slimシリーズの中で人気が高い銘柄の内容は?
先ほどの2019年のランキングの10位以内に入っている銘柄の内容を一覧にまとめると下記の通りです。
ランキング | ファンドの内容 | 手数料 | |
全世界株式(オール・カントリー) | 1位 | 先進国23か国、新興国26か国の株価に連動 | 0.1144% |
米国株式(S&P500) | 2位 | 米国内の500社の株価に連動 | 0.0968% |
先進国株式インデックス | 3位 | 先進国22か国の株価に連動 | 0.1023% |
バランス (8資産均等型) | 5位 | 日本国内株式、先進国株式、新興国株式、 国内債券、先進国債券、新興国債券、 国内リート、先進国リートの8種類の資産価値に連動 | 0.154% |
先進国と新興国について明確な定義はありませんが、ものすごくざっくりいうと、先進国はすでに経済活動が発展している国、新興国はこの先経済活動の発展が著しくなると考えらえる国ということです。
投資においていうと
先進国・・・堅実だか新興国ほどの大きな発展は見込めないかも。(ローリスクローリターン)
新興国・・・今後成長するかはわからないが、大きく成長する可能性がある。(ハイリスクハイリターン)
といった感じです。
1位~3位の商品は株価に連動していますが、5位のバランス型は国内外の株以外にも、株よりもローリスクローリターンな国内外債券、国内外のリート(不動産投資)の資産価値に連動しています。
投資は投資対象が多いほどリスク分散ができるので、上記の商品をリスクが低い順に並べると
バランス型→先進国株式インデックス→全世界株式→米国株式
リターンの期待値が大きい、手数料が低い順から並べると
米国株式→全世界株式→先進国株式インデックス→バランス型
となります。
私は2020年よりつみたてNISAをはじめ、何もわからないまま始めたので上記以外のインデックスファンドを8月まで積み立てることになりましたが、2020年9月より1位~3位を3分の1ずつ積み立てることにしました。(5位のバランス投資型と同じような商品であるウェルスナビで投資を行っているため。)
今後毎月投資の成果を報告していきたいと思いますので興味のある方はご覧ください。

まとめ
- 証券会社は楽天証券!
- 投資商品はインデックスファンドのeMAXIS Slimシリーズが人気!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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