皆様は第一種衛生管理者という国家資格をご存じでしょうか。
この資格は会社の労働者の健康障害を防止する専門家で、労働者が50名以上いる会社は最低でも1人置かなければいけません。
そのため会社から第一種衛生管理者の資格取得を命じられることもあると思います。
国家資格+資格名からなんとなく難しそうに感じますが、実態はどうなのでしょうか。
実際に一発で合格した私が第一種衛生管理者の試験内容、合格率、難易度、勉強時間、テキストについてご紹介いたします。
第一種衛生管理者とは?
冒頭にも申し上げましたが会社の労働者の健康障害を防止する専門家で、具体的には週1回の職場巡視、職場内の健康異常者の発見及び処置、安全衛生教育及び健康診断の実施のための企画立案等を行います。
労働安全衛生法第12条によりどのような業種でも労働者50名以上の職場には最低1人以上置かなければいけません。
この人数に満たなかった場合は50万円以下の罰則が科せられます。
ちなみに衛生管理者には第一種と第二種があり、第一種はどの業種でも対応できますが、第二種は対応できない業種もあります。
第一種衛生管理者試験概要
ここからは試験の内容や対策についてご説明いたします。
試験は月5回も行われるので好きな時に受験ができます。申し込み開始日が2か月前からとなっていますが、開始日から割と早い段階で満員になります。
希望試験日が決まったらすぐに申し込みをしましょう。
合格率についてはおおよそ50%とかなり高めです。きちんと対策をすれば絶対に受かる資格です。
試験時間が3時間ととても長いですが、実際は1時間~1時間半あれば解き終わる内容で、1時間経過後なら途中退出可能です。
受験資格に実務経験とありこの中にはいくつか種類があるのですが、普通に働いていればどれかには当てはまるはずなのであまり気にする必要はありません。
合格の場合は点数が公表されませんが、不合格の場合は点数が公表されます。
第一種衛生管理者の難易度 合格に必要な勉強時間(一発で合格可能?)
私の場合は下記の通りです。
勉強時間32時間
勉強期間約1か月
独学で行い、一発で合格しました。
正直今まで受けた試験の中で断トツに簡単です。
少ない勉強時間で合格できる試験なので、勉強が苦手な方でも取り組みやすいです。
もし勉強の習慣がついておらず勉強を続けられるか不安な方は勉強を続けることができる7つの方法をご覧ください。
第一種衛生管理者のおすすめのテキスト(過去問題集)
私が利用していたテキストは下記のものです。
’20〜’21年版 ユーキャンの第1種衛生管理者 重要過去問&予想模試
この1冊のみです。
第一種衛生管理者の試験は過去に出た問題がそのまま出されることが多く、過去問をきっちり解いて覚えておけば本試験でも十分に対応できます。
第一種衛生管理者用の分厚い基本テキストが売っていますが、このようなものは一切不要です。
とにかく過去問が収録されているテキスト1冊だけに集中して勉強に取り組んでください。
オンライン講座のオンスク.JPもおすすめ!
月額1,078円からスマホ1つでプロの講義を受けたり、たくさんの問題を解くことができるオンスク.JPも超おすすめです!
衛生管理者で出てくる内容は普段の生活ではあまりなじみのない項目のため、独学だとなかなか知識が定着しない可能性があります。
ですがオンスク.JPではプロの講師が図や表を使ってわかりやすく講義を行ってくれるため、かなり知識が定着しやすいです。
講義の回数が48回・約7.5時間、問題演習が約540問と、かなり充実しています。
1か月1,078円であれば先ほど紹介した問題集を買うよりも安いです。
無料講義もあるので是非一度試してみてください。
オンスク.JPについてもっと知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
まとめ
- 第一種衛生管理者は会社から必要とされる資格
- 必要な勉強時間は約30時間
- 過去問題集1冊だけで合格可能!
- オンライン講座のオンスク.JPもおすすめ!
以上です。
この記事が第一種衛生管理者の合格を目指す方のお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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