行政書士の試験に合格したい!資格学校の講座を受けようと思うんだけどどこがおすすめ?
この件について社会人になってから約7年間で7,000時間の資格勉強を行った私が解説いたします。
各資格学校の行政書士講座の内容比較表
以下各資格学校の行政書士講座の内容を比較表でまとめました。
資格学校名 | 価格(税込) | 教材 | サポート体制 | 合格実績 |
---|---|---|---|---|
STUDYing | 72,400円 (コンプリート+質問チケット10枚付き) | 講義・・ウェブ テキスト・・ウェブ(有料で紙も利用可能) | ・講師への質問機能(10回まで。それ以上は別料金) ・合格お祝い金 | 合格者160名(2022年度。合格率非公表) |
アガルート | 208,000円 (入門総合ライトカリキュラム) | 講義・・ウエブ テキスト・・紙とウェブどちらも可 | ・月1回の講師の動画コンテンツ配信(勉強方法等) ・講師への質問機能(無制限) ・合格お祝い金(全額返金もあり) | 合格率56.11 %(2023年度) |
フォーサイト | 94,800円 (バリューセット3) | 講義・・・ウェブ テキスト・・紙とウェブどちらでも閲覧可能 | ・ライブ講義あり(月1,2回) ・講師への質問機能(20回を越えると別料金) ・学習スケジュールを自動作成 ・不合格の場合の返金制度や合格お祝い金 | 合格率54.1%(2023年度) |
TAC | 242,200円(プレミアム本科生) ※別途入会金10,000円 | 講義・・通学とウェブどちらも可能 テキスト・・紙とウェブどちらでも閲覧可能 | ・通学で講座を受けられる(WEBでも受講可) ・講師への質問機能(80回) ・自習室利用可能 ・記述式の添削あり。 | 112名(2022年度。合格率非公表) |
クレアール | 248,500円(完全合格カレッジセーフティコース )※合格する年によって価格が変動します | 講義・・ウェブ テキスト・・紙とウェブどちらでも閲覧可能 | ・講師への質問機能(無制限) ・2年受講可能なセーフティーコース(1年で合格した場合は返金あり) ・合格お祝い金 | 125名(2022年度。合格率非公表) |
※価格は基本講義(テキスト)+問題集+直前模試がある基本的な講座の通常価格を記載しております。
※上記の価格は変更されている可能性がありますので、各資格学校名をクリックしてホームページで最新の価格をご確認ください。
詳しい内容は以下よりご説明いたします。
STUDYing
まず筆者はSTUDYingの行政書士講座を受けて一発で合格することができました。
教材は基本的に全てウェブ提供です。(有料オプションで紙のテキストを購入することも可能です。)
全てウェブで提供していることから教材の印刷代や講義をするための教室代等がかからず、その分安く提供されています。
比較表を見てもわかるとおり7万円代と他社を寄せ付けないほどの圧倒的な安さです。(直前模試と質問チケットがついていないコースであれば50,000円を切ります。)
さらに合格した場合は合格お祝い金が支給されるのでもっと安くなります。
これだけ安いと質がよくないのではと思うかもしれませんが、他の資格学校と同じように講義、基本テキスト、過去問、直前模試など合格に必要な教材はそろっています。
そして合格者数も160名と合格者を公表している他の資格学校に比べても遜色がないです。
強いて欠点をあげるとしたら質問制度が他社と比べると少し弱いというところです。
一番高いコースであれば質問チケットが10回分つきますが、それ以上の質問をするとなると追加料金がかかります。
- 資格学校の講座は受けたいが、できるだけ費用をできる限り抑えたい!
- 紙のテキストは一切なくてもかまわない!
アガルート
アガルートはオリジナルテキストで行政書士の試験範囲の95%超もカバーしています。
サポート体制としては疑問点があればFacebookで講師に質問が無制限にできます。さらに月1回講師が受講生からのアンケート(勉強方法など)をベースに動画コンテンツを配信して、受験生のお悩みを解決してくれます。
テキストはウェブでも閲覧可能ですので、そのため家等で座って落ち着いて勉強できる場合は紙のテキストを使い、通勤中などの外出時でテキストを開くのが難しい場合はスマホで閲覧ということも可能なので柔軟な学習スタイルが実現できます。
合格した場合は一部返金または全額返金の制度があります。合格したら一部返金というのはよくありますが、全額返金は驚きです。(条件はホームページまたは資料をご確認ください。)
合格実績に関しては驚異の50%超えです。2人に1人が受かっているのでかなり信頼できます。
欠点としてはカバー率が高すぎるため、テキストや講義のボリュームが多いところ、通常価格が高いところです。
- 合格実績が高い資格学校の講義を受けたい!
- できるだけ社労士の試験範囲をカバーできている教材を使いたい!
フォーサイト
フォーサイトではフルカラーのテキストでイラストや図表が豊富でかなり理解しやすい作りになっています。
さらにアガルートと同じようにウェブ上でもテキストの確認ができます。合格実績もアガルートと同じように驚異の50%超えです。2人に1人が受かっているのでかなり信頼できます。
また自分の生活スタイルを入力すると自動的に学習可能時間を算出し何をどの順番でどれくらい学習すればいいかという自分に最適な学習スケジュールを立ててくれる機能があります。勉強が初めての方でも簡単に学習計画が立てられます。
さらには不合格の場合に全額返金制度があります。そのため仮に不合格になったとしてもお金が無駄にならないようにすることも可能です。
ただこの返金制度はフォーサイトの内の確認テストや本試験の点数が基準点に達すれば全額返金されるというものなので、全員が対象になるわけではありません。内容についてはホームページで事前にご確認ください。
欠点としては質問回数が一番高いコースでも20回までと少ないところです。超えた分は有料となります。
- 紙とスマホを両方使って効率的に勉強を進めたい!
- 不合格だったときのために保険が欲しい!
TAC
資格学校としてかなり有名なTACは2012年~2022年で累計2000名弱の行政書士の合格者を輩出しています。
他の資格学校と違い全国に教室があり、実際に通って講義を受けることが可能です。(都合がつかなかった場合は後でWEBで受けることも可。)
実際に通うことにより学習の習慣が身についたり、他の受験生の方と情報交換ができるので試験勉強に対するモチベーションがあがります。
また講義で使わない教室を自習室として解放しているので、家以外の場所で集中して勉強したい方におすすめです。
フォーサイトと同じように紙とウェブの両方の教材を利用できるので柔軟な学習スタイルを実現できます。
また行政書士試験で対策がしづらい記述式に関しては自分の回答を添削してくれます。誤字脱字以外にもどうやって書けば点数に結び付くか指導してくれます。
欠点としては他の資格学校に比べて価格が高いところです。教室があるのでしょうがないですけどね。
- 学習習慣を身につけるために実際に教室に通って講義を受けたい&自習室を使いたい!
- 紙とスマホを両方使って効率的に勉強を進めたい!
クレアール
クレアールでは「非常識合格法」という手法をとっています。
これは満点を目指すのではなく合格点を目指す、つまり難問や奇問は除いた合格に必要な範囲だけを勉強するカリキュラムになっているということです。
そのため合格に必要な知識だけを無駄なく勉強できるようになっています。
また質問は無制限にできるので疑問点が出てきてもすぐに解決できます。
特徴的なコースとして2年間の受講が保証されているセーフティコースというものがあります。(比較表では通常価格を記載しましたが、キャンペーンで40%以上安くなることがよくあります。)
こちらは1年目に落ちたとしても追加料金を払わずにそのまま2年目も受けることができます。
仮に1年目に受かった場合は未受講分の返金と受験料が返金されます。
そのため仮に2年目になったとしても安心して受けられるコースとなっております。
欠点としてはテキストが白と赤の2色刷でイラストや図表が少ないところです。個人的にはイラストや図表が多いほうが理解しやすいかなと思います。
後はホームページに記載されているコース料金や内容が非常にわかりづらいところですかね。
- 合格に必要な最低限の知識だけを徹底的に勉強したい!
- 2年間は追加料金なしで受講できるという安心感がほしい!
資料請求ページ一覧
以上が行政書士講座の各資格学校の比較一覧でした。
以下各資格学校の無料体験または資料請求ページのリンクを貼っておりますのでよろしかったらご活用ください。(いずれの資格学校も資料請求は無料です。)
- STUDYing(無料体験講座)(STUDYingには資料請求ページはありません。)
- アガルート(資料請求)
- フォーサイト(資料請求)(開いてすぐ左側に資料請求ボタンがあります。)
- TAC(資料請求)
- クレアール(資料請求)
行政書士に関しては他にも記事を書いておりますのでよろしかったらご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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