行政書士の試験の模試をやってみたけど時間が足りなくて合格点に達しない・・・どうしたらいいんだ・・・・
このようにお悩みの方、解く順番と時間配分を意識すれば合格点にたどり着く可能性が上がります。
今回は行政書士試験の各科目の解く順番と時間配分について行政書士試験に一発合格した私が解説いたします。
行政書士試験の各科目の解く順番と時間配分
私が実践した各科目の解く順番と時間配分については下記のとおりです。
- 一般知識(文書理解・選択式) 15分
- 一般知識(文書理解以外・選択式) 20分
- 憲法 15分(選択式)
- 行政法 45分(選択式)
- 民法 20分(選択式)
- 商法・会社法 10分(選択式)
- 多肢選択式問題 15分
- 記述式問題 15分
- 見直し・予備時間 25分
①一般知識(文書理解)
一般知識の中には文章理解という問題が3問出てきます。
この内容ですが簡単にいうと国語の問題です。
筆者が言いたいことは何かとか、文章の一部に空欄があってここに入る言葉は何かといったような問題です。
この文書理解ですが、じっくり問題を読むことができれば全問正解が可能なサービス問題です。
一般知識の必要最低点数が56点中24点なのでこの3問(12点)が取れれば残り3問で足切りを回避できるのでかなり重要です。
問1から解いていくと、この3問は一番最後に解くことになります。(行政書士は問1~問60まであり、文書理解は問58、59、60)
問1から順番通り解く場合、文書理解を試験終了間際になって解く可能性があり、焦って文章がきちんと読めないことにより、せっかくとれる問題を落としてしまう恐れがあります。
そのため文書理解は必ず一番最初に解きます。
②一般知識(文書理解以外)
次に取りかかるのは残りの一般知識です。
先ほど申し上げたとおり一般知識は56点中24点(つまり14問中6問)必要です。
問題数が少ないため、とれる問題は確実にとっておかなければ足切りの回避が難しくなります。
文書理解ほどではありませんが、こちらも初見の問題だとしても文をじっくり読めば正解できる問題は多少あります。
そのため試験の序盤で時間があるうちにとりかかり、確実に点を取りにいきましょう。
③憲法、④行政法、⑤民法、⑥商法・会社法⑦多肢選択式
その後は問1~問43まで順番に解いていけば問題ないです。
ただ科目ごとにかける時間は常に気にしておきましょう。
わからない問題に時間をかけすぎて、わかる問題に時間が使えず失点するのはもったいないです。
各科目ごとの目安時間は最初に記載した通りです。
わからない問題はとりあえず問題用紙に後で見返す目印としてチェックを記入し、マークシートの解答には1-5のどれでもいいのでとりあえずマークしておきましょう。(問題飛ばすことによって起こるマークシートの解答欄ずれを防ぐ+試験時間が足りなくて見直しができなかったとしても20%の確率で正解となるため。)
特に⑥の商法・会社法はぱっと見でわからなければすぐ飛ばしましょう。
これらの問題は難易度が高く、正解率も低い傾向にあるのでさっさと飛ばして他の問題に時間を使った方が効率的です。
⑧記述式
記述式は自分で一から答えを考えないといけないので、一番解答に時間がかかります。
そして採点基準がその年によって甘くなったり厳しくなったりと変動するので、しっかりと時間をかけて解答したとしても得点に結びつかないこともあります。
そのため記述式以外のマークシート方式の問題を全て解いた後の余った時間でさっと解くのがいいです。
記述式は全く解答が思い浮かばなかったとしても空欄は絶対に避けてください。
空欄の場合は確実に0点ですが、何かしら40字程度書いておけば多少部分点をもらえる可能性はあります。
⑨見直し・予備時間
全て一通り解き終わったら飛ばした問題や解答に自信がなかった問題を見直しましょう。
残り時間が25分ある時に見返すと気持ちに余裕があるので、解答の誤りを見つけやすくなります。
それも終わったら最後にマークシートの解答欄がずれていないかを確認しましょう。
まとめ
- 解く順番は一般知識(文章理解)→一般知識(文章理解以外)→憲法→民法→行政法→多肢選択式→記述式
- 試験中も各科目の解答時間が目標時間内に収まっているかは意識する。
- わからない問題に時間をかけない。時間が残ったら解けばいいので問題文にチェック及び解答欄はとりあえずマークしておく。
この他にも行政書士に関する記事を書いておりますのでよろしかったらご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント