マークシートのテストでケアレスミスをしてしまった。すごく悔しい。
ケアレスミスを防ぐコツはないの?
この件について社会人になってから約7年間で7,000時間の資格勉強を行った私が解説いたします。
これから説明する4つの対策を取ったおかげで私はマークシート方式のテストでのケアレスミスをほぼ0にすることができました。
マークシートの解答欄の並び順を確認する。
最初に問題用紙と解答用紙が配られると、解答用紙に名前等を書き、テスト開始までに待機という場合がほとんどかと思います。
この際にマークシートの解答欄がどのように並んでいるかを確認しておきましょう。
これはマークシートの解答が問1、問2、問3といったように数字等で規則的に並んでいる場合は特に効果を発揮しません。
しかし以下のような場合には大きな意味を持ちます。
上記は社会保険労務士という私の受けた資格の択一式のマークシートの並びです。
ご覧のとおり○○法というグループで縦2列横3~4行で並んでいます。
本来の並び順は左から右に進み、一番右まで行ったら1つ下の段の一番左に進みます。
しかし下に進んでから右上に進むと思う方もいらっしゃると思います。
そのため例えばグループの2つ目である労働者災害補償保険法の問題文の解答を健康保険法の解答欄にしてしまうというミスが発生する可能性があります。
このようなミスは当然大量失点に繋がりますし、途中で気づいたとしても書き直しをすることになるので多くの時間をロスしてしまいます。
そのため事前にマークシートの解答欄がどのように並んでいるかきっちり確認しましょう。
私は念のためマークシートのグループの間にあらかじめ薄く矢印を書いて解答の順番をはっきりとさせています。(テスト終了5分前までには消してます。)
問題を飛ばす場合でも、解答欄には何かしらマークをしておく。
1問目から解いていって途中でわからない問題が出てきた場合、一度飛ばして次の問題を解くということがあると思います。
この際に飛ばした問題のマークシートの解答欄にも何かしらマークをしておくようにしましょう。
私の場合例えば5択だった場合は、3つ目の答えにマークするようにしています。
これは例えば問2を飛ばし、問3を解き問3の解答欄に解答しようと思ったら、問2の解答欄にマークしてしまったというようなマークシートの解答ズレを防ぐためです。
飛ばした問題もとりあえずマークしておけば、問題文1つを確認→解答欄1つマークという規則的なサイクルができるので、解答ズレが起きる可能性をほぼ0にできます。
また飛ばした問題が時間がなくて再度解けなかった場合でも空欄にするよりかは正解となる可能性が多少残ります。
問われている内容に下線→選択肢の頭の余白にメモ→正答の選択肢に〇をつける。
例えば問題文が「以下の選択肢の中で正しいものをはどれか。」といった場合には正しいものはどれかという部分に線を引きます。
そして問題文を読み、正しいと思ったものには選択肢の頭の余白に〇、間違っていると思ったものには×をメモします。
最終的に全て読み終わったらもう一度問題文の線を引いた部分を確認し、問われている内容と合致している選択肢(今回の例の場合は正しいもの=〇がついているもの)に〇をつけ、マークシートの解答欄を塗りつぶします。
図解すると下記のとおりです。
こうすることで、正しいものを選べなのに誤ったものを選んでしまうということや、解答用紙へのマークを間違えてしまうということを防げます。
たまに正しいか間違っているかという問いではなく、例えば「~~できないものはどれか」、といった問いがあったりします。
これを〇×で対応しようとすると間違いが発生しやすいです。
~~できないもの=正解なので最初は選択肢の頭の余白に〇とメモしたとします。
しかし最終的に見返したときに「~~できないものだから×を選ばなきゃ」といった勘違いをする可能性があります。
このような場合は選択肢の頭の余白に〇×ではなく、「~~できる・~~できない」とメモすればミスを防げます。
穴埋め問題の場合は空欄内に解答は書かず、余白に解答を書き込む。
文章の一部が空欄となっており、複数の選択肢の中から解答を選ぶ問題もあると思います。
例えば これは要するに( ア )ということである。 アに入る言葉を以下の①~⑩選択肢から選べ
みたいな問題です。
この際、後で自己採点する際に( ア )の中に選択肢の数字を書き込む方もいらっしゃると思いますが、これはやめておいた方がいいです。
なぜならカッコやアの部分に数字が被ってしまうことによって、数字を見間違えてしまう恐れがあるからです。
そんなことないだろうと思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし私は実際にやってしまいました。
( エ )のところに選択肢にあった15を記載したのですが、1の部分がエの縦の部分とかぶったことにより5に見えてしまい、最終的にはマークシートには5と解答してしまいました。
上記の例で仮に私が正しい解答(15)をマークシートに記載していたとしても、自己採点する際に持ち帰った問題文を見返したときに「この数字5に見えるけど、ちゃんと15で解答してるのかな?」とかなり不安になり、合格発表日までモヤモヤしてしまいます。
このようなことを防ぐために、問題文の広めの余白に ア・・・①、イ・・・② と書くようにしましょう。
まとめ
- 最初にマークシートの解答欄の並び順を確認する。
- 飛ばした問題も何かしらマークしておく。
- 正誤判定問題は問われている内容に下線→選択肢の頭の余白にメモ→正答の選択肢に〇をつける。
- 穴埋め問題の解答は広めの余白に書き込む。
以上です。
資格勉強に関しては他にも記事を書いておりますのでよろしかったらご覧ください。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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