社会保険労務士試験に挑戦したいけど、難易度ってどれくらい?
独学でもできるのかな?
この疑問に対し、社会保険労務士も含め下記の様々な資格勉強を行った私がお答えします。
社会保険労務士の難易度ランキングは?
私が今まで受けてきた資格のなかで社会保険労務士(以下社労士)の難易度を100とした場合は下記のとおりです。
- 社労士・・・100
- 日商簿記1級・・・100
- 全経簿記上級・・・90
- 行政書士・・・60
- 管理業務主任者・・・27
- 宅建士・・・25
- 建設業経理士1級・・・25
- 日商簿記2級・・・20
- 賃貸不動産経営管理士・・・10
- FP2級・・・10
- 日商簿記3級・・・8
- 給与計算実務能力検定・・・6
- 第一種衛生管理者・・・5
- ITパスポート・・・5
今まで様々な資格を受けてきましたが、その中でも社労士はトップレベルに難しいです。
世間一般的には簿記1級よりも社労士の方が難易度が高いそうですが、私があまり計算が得意ではなくかなりてこずったため、社労士と同じくらいの難易度にしています。
社労士の難易度が高い理由
社労士の難易度が高い理由を以下でご説明いたします。
範囲が広すぎる。
社労士の試験科目は下記のとおりです。
- 労働基準法
- 労働安全衛生法
- 労働者災害補償保険法
- 雇用保険法
- 徴収法
- 労務管理その他の労働に関する一般常識
- 社会保険に関する一般常識
- 健康保険法
- 厚生年金法
- 国民年金法
10科目もあります。
しかもこれらの中身が浅いかと言えばそうでもなく、結構細かい部分まで出題されます。
私はSTUDYing(スタディング)の社労士の資格講座を受けていたのですが、この10科目の基本講義は172回で講義時間は約120時間もあります。
ちなみに同じスタディングで宅建士の場合は基本講義は全77回で講義時間は約30時間なので、比較すると社労士の試験範囲が広すぎることがよくわかると思います。
ちなみに社労士合格のために必要な勉強時間は1,500時間ほどです。
科目の足切りがある。
社労士は複数の語群から文章の空欄に適切な語句を埋める選択式、5肢から正解を選ぶ択一式という2つの試験を受けます。
選択式は8科目×5問=40点、択一式は7科目×10問=70点で構成されています。
基本的な合格ラインは下記のとおりです。
- 選択式 総得点28点以上 かつ 各科目3点以上
- 択一式 総得点49点以上 かつ 各科目4点以上
総得点は試験の難易度によりますが、大抵は上記より引き下げられ、6割~7割となります。
各科目の点数は選択式の場合、特定の科目は2点以上(場合によっては1点以上)に引き下げられることがあります。
択一式は過去に各科目3点以上に引き下げられたこともありますが、ほとんどは各科目4点以上のままです。
仮に総得点が合格ラインを軽く超えていたとしても、1科目だけ合格ラインに達していなければ不合格となる大変厳しい試験です。
特に択一式と違って選択式は問題数が1科目5問とかなり少ないので、1点の重要さが桁違いです。
しかも選択式は細かい部分が出題されることも多々あり、自分がたまたま覚えていないところが出てしまうとそれだけで不合格となります。
総合的には合格ラインに達しているのに選択式の足切りで残念ながら不合格となる方が例年多くいらっしゃいます。
試験時間が長すぎる。
選択式は午前中に80分、択一式は午後に3時間30分行います。
合計5時間弱です。あまりにも長すぎます。
選択式は80分なのでまだ集中力を持続できますが、択一式は3時間30分と正直最後まで集中力を保つのが大変です。
また問題文が非常に多いため、最後の問題にたどり着くまでに時間切れとなる方も多くいらっしゃいます。
社労士の独学は難易度がかなり高い。
ここまで社労士の難易度が高い理由を説明しました。
そうなると「独学で合格を目指すのは難しいのかな?」と思う方もいらっしゃると思います。
独学は絶対おすすめしません!
というのもまず独学だと教えてくれる人がいないのでどうしてもただ単に文章を暗記するだけになる可能性が高いです。
しかし社労士は試験範囲があまりにも膨大でかつ内容が専門的なため、意味も理解せずただ文章を暗記するだけでは知識が定着せず、結果本試験の点数に結びつかないことが考えられます。
また独学だと知識以外にも本試験での解き方のテクニック等を学ぶことも難しいです。
ですので私は資格学校の社労士講座を受けることをおすすめします。
資格学校の講義はただの暗記だけではなく、内容について理解ができるように具体例を交えてくれたり、背景を説明してくれたりするので、本試験で使える知識として定着します。
また本試験の時間の使い方・解き方など独学だと学ぶことが難しい合格に必要なテクニックも教えてくれます。
社労士試験は1年に1回しか受けられないため、1回落ちるとまた1年間勉強しなければいけません。
独学で合格できずに膨大な時間やお金を無駄にするよりは、資格学校でお金をかけて短い時間で合格する方が効率的だと思います。
でも資格学校ってどこがいいの?あまりお金はかけたくないな・・・
これは私が実際に利用していたSTUDYing(スタディング)をおすすめします。
STUDYing社労士講座の具体的な内容は別の記事で説明しておりますので詳しく知りたい方は是非ご覧下さい。
STUDYingの良かったところを簡単にまとめると、
- 他の資格学校に比べて価格が圧倒的に安い!(46,800円から。他の資格学校では10万円前後が多い。)
- 時期によっては上記の金額からさらに5%、10%オフとなるクーポンが発行されることもあり!
- 基本テキスト、講義動画、過去問、直前対策、法改正、判例、横断整理、模試など合格に必要な教材がそろっている。
- Q&Aサービスで疑問点を解決できる。
- 基本はウェブコンテンツだけだが、別途オプションで紙テキストも利用可!
- 合格した場合、合格体験記を書けば10,000円キャッシュバック!
特筆すべきは内容は他の資格学校と同程度にも関わらず金額が半額ほどというコストパフォーマンスの高さです。
以下、STUDYingの社会保険労務士講座が無料で体験できますので、よろしかったらご覧ください。
まとめ
- 社労士は他の資格に比べて難易度が結構高め!
- 難易度が高い理由は範囲が広い、足切り科目がある、試験時間が長すぎる。
- 独学での合格は正直かなり難易度高め。短期合格のためにも資格学校の講義を受けるのがオススメ!(特におすすめの資格学校はSTUDYing)
以上が社労士の難易度ランキングと独学の難易度についてでした。
社労士に関しては他にも記事を書いておりますのでよろしかったらご覧ください。
この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
コメント