社労士に挑戦予定だけど、一発で合格したい!どうすれば一発合格できる?
この疑問に対し、社労士試験に一発で合格した私が行ったことを全て公開します。
資格学校が公表している勉強時間をあてにしない。
資格学校が公表している社労士合格に必要な勉強時間を見てみるとだいたい1,000時間ほどとなっているところが多いです。
この時間を鵜呑みにして試験日までの勉強時間を設定するのは危険です。
というのもこの時間というのは合格する可能性がある最低限の勉強時間であって、確実に合格ができる勉強時間ではありません。
何故資格学校が最低限の勉強時間を記載するのかというと、あまりにも長い勉強時間が必要と書いてしまうと受験を断念する方が増え、結果受講生が減ってしまうからです。
実際社労士の合格者の平均受験回数は4回と言われています。その場合勉強期間としては約4年なので1,000時間を軽く超えてしまいます。
私は簿記1級の時に資格学校の公表している勉強時間を鵜呑みにし、その時間をもとに学習計画を立てましたが、結果勉強時間が全然足りずに、3回も受験することになりました。
この反省点を活かし、多分社労士は1.5倍近く勉強しないと確実には受からない!と思い、1,500時間を目標に学習計画を立てました。
その後の過程を簡単にご説明すると、900時間勉強した際に模試を受けてみましたが、合格点には全くたどり着きませんでした。
そして1,300時間ほどになった時に択一式で合格点はとれるようになってきましたが、選択式で基準点割れがいくつかある状態でした。
最終的に勉強時間が1,600時間に達した時に本番の試験を受け、基準点割れ無し、総合得点7割以上の完全合格の状態に持っていくことができました。
私は確実に合格するためには最低1,500時間は必要だと思うので、是非この時間を目標にして学習計画を立ててみてください。
最初から独学ではなく、資格学校の講座を受講した。
社労士レベルの難易度の試験は絶対に独学より資格学校の講座を受講した方がいいです。
というのもまず独学だと教えてくれる人がいないのでどうしてもただ単に文章を暗記するだけになる可能性が高いです。
しかし社労士は試験範囲があまりにも膨大でかつ内容が専門的なため、意味も理解せずただ文章を暗記するだけでは知識が定着せず、結果本試験の点数に結びつかないことが考えられます。
また独学だと知識以外にも本試験での解き方のテクニック等を学ぶことも難しいです。
資格学校の講義はただの暗記だけではなく、内容について理解ができるように具体例を交えてくれたり、背景を説明してくれたりするので、本試験で使える知識として定着します。
余談ですが、私は社労士の勉強をする前は簿記1級に挑戦していました。
お金がもったいないからという理由で当初は独学だったのですが理解ができず、結局途中で資格学校の講座を受講し、3回目の試験でようやく合格しました。
もっと早く資格学校の講座を受けていれば3回も受験せずに済んだだろうなという想いもあったため、社労士の時は始めから資格学校の講座を受講し、結果1回目の試験で合格することができました。
数ある社労士講座の中で私が選んだのはSTUDYing(スタディング)です。
理由は価格が他の資格学校と比べて圧倒的に安いからです。
どの資格学校でも合格者はある程度出ているので、内容はそこまで大差ないと思っており、それであれば一番安いところにしようということでスタディングを選択しました。
結果スタディングのおかげで1回目で合格でき、選択としては間違っていなかったなと思います。
スタディングの内容については別の記事で詳しくまとめておりますので、よろしかったらご覧ください。
基本はスタディングの講座で、サブで社労士24(Twitterのみ・無料)を利用。
スタディングの受講と並行して、サブで社労士24のTwitterをフォローしていました。
社労士24のTwitterのすごいところは毎日2問~3問の問題が出題+それに関する解答解説があるというところです。
しかも無料です。
同じ論点でもスタディングと社労士24では問い方や覚え方が違うので、よりその論点に対する印象が強くなり知識が盤石なものとなります。
試験を受けたときは、
この部分スタディングで説明してたな・・・
ここ社労士24で解いた内容だ!
といった感じで2つの教材を利用していたおかげで正答にたどり着けることが多かったです。
無料なので他の教材を利用している人でも是非社労士24のTwitterをフォローしてみてください。
間違い・うろおぼえノートを作成した。
スタディングで全科目を二周した頃から間違えた問題やうろ覚えだった論点の内容をまとめたノートを作成しました。
論点を書いてまとめる+後で読み返すことによって、自分の弱点を大幅に減らすことができます。
私の場合、この作成したノートにまとめた内容が本試験の選択式で3問出題され、全て正解することができました。
ちなみに私がまとめた間違いノートの内容の一例をあげると下記のとおり
- 介護の状態の期間は、労災・育児介護休業法は2週間、介護保険法は6か月
- 不正について雇用保険・健康保険は不正の「行為」、労災、国年、厚年は不正の「手段」。(年金がある項目は手段。最後の文字が「ん」で共通。)
選択式対策としてテキスト読みを重視した。
選択式は基本的に1科目5問のうち3問以上間違えると不合格となってしまう大変厳しい試験です。
総得点で合格ラインを超えていたとしても、自分の知識が薄い部分が選択式でピンポイントで出されてしまったら、不合格となってしまいます。(例年択一式、選択式ともに合格ラインを余裕で超えているのに、選択式の1科目だけ基準点を割ったことにより不合格となる方がとても多いです。)
私は選択式の基準点割れで悔しい思いはしたくなかったので、テキストの文言を確実に覚えるように意識しました。
具体的にはスタディングの基本テキストは選択式の問題のように一部赤字で隠れるようになっていたので、隠れた文言に何が入るか常に考えながらテキストを読んでいました。
<スタディングの基本テキスト一部抜粋>
この対策のおかげで、試験では全ての科目で4点以上取ることができました。
選択式の対策の詳細については別記事にまとめておりますのでよろしかったらご覧ください。
択一式は時間配分とケアレスミス対策を重視した。
択一式は70問、試験時間3時間半ととても長い試験です。
これほど長い試験ですと最後の方で時間が足りなかったり、集中力がきれてケアレスミスをしてしまうなどで点数を落すことが考えられます。
そのため私は本番までに3回模試を受け、時間配分やケアレスミス対策を徹底的に行いました。
具体的なテクニックについては別の記事にまとめておりますのでよろしかったらご覧ください。
まとめ
一発合格するために行うべきことはまとめると下記のとおりです。
- 資格学校の勉強時間は鵜呑みにせず、それを大幅に上回る勉強時間をもとに学習計画を立てる。
- 最初から資格学校の社労士講座を受講する。(おすすめはSTUDYing)
- メイン教材とサブ教材を活用する。(私の場合はSTUDYingと社労士24のTwitter)
- 間違いノート・うろ覚えノートを作成し、自分の弱点を減らす。
- 選択式は、基本テキストの文言をきちんと覚えるように常に意識して対策する。
- 択一式は時間配分とケアレスミス対策を徹底的に行う。
他にも社労士に関する記事を書いておりますのでよろしかったらご覧ください。
また今回の記事は下記の資格Hacks様のサイトに掲載していただくことができました。
気になる資格が見つかるサイトとなっておりますのでご興味のある方は是非ご覧ください。
他の方のブログになりますが、「社労士に通信で合格する方法」様でも社労士に関する合格情報がありますので是非ご覧ください。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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